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そして毎日はつづいてく

拝啓 見知らぬあなたへ

1月22日の断片

伸びた手から伝わる柔らかい体温は
心を震わせるには十分で
それは喜びであり 救いであり
同時にあり得ない幸福への恐怖のようでもあった

望まれてないホームランを打ってしまった少年のような気まずさで、多幸感も生命感も含まないアルカイックスマイルを浮かべている。

生き続けていくことが そのもの
何かを裏切り続けているということで
冬の空を飛ぶ名前も知らない鳥たちに自分を重ねても
別に深まらない、孤独

さようならとじゃあまたねを必ずセットで口にするようにしていると、きっとどこまでも前を向いていることができるのかもしれない。
きっといつまでも、あなたを裏切り続けられるのかもしれない。