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思い残すことなど

拝啓 見知らぬあなたへ

1月から3月の短歌まとめ その3

喧騒をそっと包み込む春の雨その優しさはぼくの涙か

鳥は鳴くそれを聞いてるぼくは泣くまた一日が始まっていく

夜明け前命はぎゅっと縮こまり朝日を待って跳躍をする

異なった世界線にいるぼくたちはまだ約束を果たしているか

風が吹く季節はめぐり花が咲くきみの匂いを恋しく思う

きみを思う真夜中が続いてるような心細くて幸福なとき

コーヒーが美味しいだとかその程度ぼくらが今日を生きてくのには

澄みきった川は流れて海へ注ぐぼくらの命もそうであったら

きみといる未来がぼくを迷わせる引き返せない分岐を前に

どれほどの愛を伝えてもそれはただ桜吹雪のような一瞬