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そして毎日はつづいてく

拝啓 見知らぬあなたへ

進化論など

Mr.Childrenのべストアルバムが配信限定で発売された。わたしにしてはめずらしく即ポチで、それからずっと聴いている。
昔の切羽詰まった歌詞や歌声を改めて聴くと胸が苦しくなって泣きそうになるし、今のいろんなことを飲み込んだあとの覚悟を決めた前向きさを思ってもその真っ直ぐさが胸に刺さってこれまた泣きそうになる。

このアルバムには「進化論」が入っていて、それがとてもいいなと思う。「進化論」は、そんなことはありえないと知りながらでもそうであるといいなと理想を歌った歌だ。

空を飛び 海を渡り 僕らの夢はまだ膨らむ
誰も傷つけない優しい夢を 素敵な夢を 君に引き継げるかな

全て受け入れて 見果てぬ夢を 素敵な夢を 君と見ていたい

桜井さんはかつて「Everything is made from a dream」で「どんなこと(それが大量破壊兵器であったとしても)でももともとは小さな夢から始まっているのではないか」というようなことを歌っていて、「夢」が誰も傷つけない優しいだけのものであるわけがないと知っている。その上で、そうありたいと願うからこそ、そう歌い切るからこそ、その祈りには意味があり価値があるのだと思う。


ところで先日AbemaTVでミスチルデビュ−25周年の特番があった。1時間はMV、1時間はライブ映像という構成で、2時間まるまるディスプレイに齧り付くようにして見入ってしまった。MVは本当に懐かしいものが多く、どの曲にも思い出が付随しており、わたしの人生はミスチルとともにあったのだなあと改めて実感した。この曲の頃喧嘩したなとか、この曲を聴いて恋人(のちの夫)を大事にしようと心に決めたなとか、結婚のときこの曲意識したなとかとかとか。

とくにSignはめちゃくちゃ心に染み込んだものだった。喧嘩してもういいよってなったときなどに聴いて、心にいろんなことを誓い直したり。

残された時間が僕らにはあるから 大切にしなきゃと小さく笑った

「残された時間」なんて病気でもない限り普段意識しない。未来は今現在から連綿と続いていくと無意識に思っているものであるし。漠然と続いてくだろう未来を見据えた現在にあって、「残された時間」が僕らにはあるという視点はすさまじいなと今でも思う。
かといって「残された時間」が必ずしも嬉しく喜ばしいものであるとは限らない。踏み潰してぶん投げてしまいたいものであるかもしれない。でもそうだからこそ「大切にしなきゃ」と思うことが力になるのだと思う。多分。


などなどベスト盤を聴いていたら話したいことがたくさん。まあ音楽的うんちくを垂れられるほど素養がないのが残念であるのではあるけれど。