そして毎日はつづいてく

I am always prepared to lie

積極性が必要と思いつつ

電車は少し傾きながら構内に滑り込んでくる。正面から眺めていると吸い込まれそうになるので下を向いて待つ。ドアが開いてたくさんの人が降りる。またたくさんの人が乗り込む。発車メロディが鳴ってドアが閉まる。また電車は走り出す。

ガタンゴトンと月並みな擬音で電車は走る。わたしは運良く座っている。眠りそうだけれどそうしない。何か書くことがないかなとか考えながらこの文章を書いている。でも何も書くことなんか思い浮かばない。

ふと昨日のことを思い出してマスクの下ですすと笑ったりする。

そうしてるうちに電車は目的地に到着する。わたしはたくさんの人たちと一緒にホームに降りる。階段を登って改札を抜ける。外には強い日差しが降り注いでいる。このまま溶けてしまいたい。でももちろんそんなことは起こらない。ジリジリと肌が焼ける音がするような光を受けながら病院へ向かう。長い診察を受ける。会計を待つ。

生きていくことに積極的になれない日々がずっとずっと続く。生きる喜びも実感も希望もないまま、時間だけがただ過ぎていく。いつまでこのままなんだろうと思うけど、それはきっといつまでもだ。変わらなきゃと思う気持ちもない。このまま衰退してそのうちに消えていけばいい。

でもそういった気持ちって全部甘えだ。情けなくって笑える。世界に味方がいると知ってるから、儚んだりできるのだ。卑怯だね。