そして毎日はつづいてく

I am always prepared to lie

蜘蛛の糸

季節が夏に向かっていくのは寂しさがある。夏至を過ぎると日がどんどん短くなっていくからだ。夏が深まっていくということは夏が終わっていくということなのだ。とても寂しい。夏は好きな季節ではないけれど、それでも夏の日の朝のくすくす笑いたくなるようなワクワクした感じとか、夕方みんなの影が伸びてさよならする瞬間の切なさとか、夏にしか味わえないものがあって、それらが始まりと同時にしずかに終わりに向かっていくのは胸が締め付けられる思いがする。

人生もそういうものなのかもしれない。始まったらいつか終わる。終わりに向かってまっすぐに進んでいる。よいときも悪いときもきっとあるけれど、どんなときでもあくまで同じ直線上で同じように死に向かっている。急がなくてもね。